ここまで読まれた方(5.エンチャントテーブルの設置 6.エンチャントテーブルを使う 7.エンチャントテーブルを使う②)は、エンチャントテーブルって何かややこしく感じるかもしれません。それはエンチャントテーブルで付くエンチャントが予想できないからです。エンチャントテーブルには、道具や防具でどのエンチャントが付きやすいか習性があります。このページでは、クリエィティブモードでエンチャントをして、道具、防具毎にどのようなエンチャントが付くか確認する方法を記したいと思います。
1.クリエイティブモードをつくる
今、もし、別のクリエイティブモードのセーブがある人はそれを使っても構いません。今回は、装置作りのテストにも使えるテストワールドを作りたいと思います。
テストワールドに入った時の画像。mobが沢山います。
クリエイティブモードができて、その世界に入ると、全面真っ平らになっています。プレイヤーは自分のやりたい事をできると思います。まず、mobがいろいろいて、音もうるさいので、全てのmobを消してやります。まず、mobが自然に湧かない様にするのに、以下のコマンドを入力します。
JavaEdition: /gamerule doMobSpawning false(MとSが大文字に注意)
統合版: /gamerule domobspawning false(全部、小文字です。)
(変化は見えませんが、mobを湧かない様にしました。)
次に、killコマンドで全てのmobを無くしてしまいます。つぎのコマンドでmobは消滅します。
/kill @e[type=!player]
スライムを倒すのに、3回必要なので、3回同じコマンドを入れます。これで自分の実験用のテストワールドが完成しました。
killコマンドでmobを消滅させました。
今回はエンチャントテーブルのテストに使いますが、自動装置などをサバイバルに導入する前にこのテストワールドでテストをしておくと言う使い方もできます。今回は、エンチャントに関してなので、早速エンチャントテーブルを設置しましょう。
2.エンチャントテーブルの設置
エンチャントテーブルと本棚を設置してみましょう。やりかたはイベントリー(クラフト画面)を開き、図の位置から、エンチャントテーブル1つと本棚1つを取り出します。(クリエィティブモードでは、アイテムは何度でも手に入ります。また、ホットバーに1つ出すだけで複数をブロックとして置くことができます。)
もし、求めてるアイテムが見つからない場合、右上のコンパスタブを押せば、日本語で検索できます。
プレイヤーはホットバーに必要なアイテムを置きますが、チェストのタブを押すとサバイバルモードと同じアイテム欄が現れます。また、この画面で不要なアイテムを捨てる事もできます。
下図の様にサバイバルと同じエンチャントテーブルを設置します。
地面にエンチャントテーブルと本棚を置きます。
あと、砥石(石臼)とチェストも置いておくと便利なので、本棚の上に設置しておきましょう。
(チェストは装飾ブロックの上の方にあり、砥石(石臼)は同じ装飾ブロックの一番下の方にあります。)
クリエイティブモードでアイテム探しに時間がかかる場合は、検索で探しましょう。
ホットバーにあるエンチャントテーブル、本棚、チェスト、砥石はもう不要なので、チェストのタブを押して、削除しておきましょう。
3.エンチャントを行う
次にダイヤの剣を5本とラピスラズリ1個取り出します。
後は、サバイバルと同じ様にダイヤの剣とラピスラズリ1つをエンチャントテーブルに置けば、エンチャントレベル3までエンチャントできます。こういった方法で、クリエイティブモードでは経験値とラピスラズリを消費せずテストをすることができます。なんとなく、どういう傾向かがわかるのではないでしょうか。再度、試したい場合は、エンチャントの付いたダイヤの剣のエンチャントを砥石(石臼)で取るか、作った剣を捨て新しくダイヤの剣を持ってきて、エンチャントします。
4.道具や防具のエンチャントをテストする
防具は、武器のタブにあります。道具は、道具のタブにあります。これから次、自分がエンチャントしたいアイテムでテストを行う事ができます。
5.その他の便利なコマンド
時間を変えるコマンドです。
/time set day ・・・昼の時間へ変える
/time set night・・・夜の時間へ変える
天候を変えるコマンドです。
/weather clear・・・晴れにする。
/weather rain・・・天気を雨にする。
/weather thunder・・・天気を雷雨にする
一度、入力して試してみましょう。
6.剣の切れ味を試す
実際に作ったダイヤの剣でゾンビを切ってみましょう。まず、日中だとゾンビは燃えてしまうので、昼の時間の人は、夜の時間へ変えます。(/time set night)
次にゾンビを召喚します。召喚するコマンドは/summon(サモン)です。
/summon zombie
上のゾンビ(zombie)のところを他のモンスターに変えてやると、いろんなモンスターを召喚できます。スケルトン(skeleton)、蜘蛛(spider)、エンダーマン(enderman)などを召喚できます。
こんな感じで作った剣をテストすることができます。
召喚したゾンビは、クリエイティブモードでは襲ってこない。
7.エンチャントを自由に付ける
次にエンチャントを自由につける方法を記します。enchantというコマンドを使います。このコマンドを実行すると右手(@S)に入れたいエンチャントを付ける事ができます。
下記は、ノックバックⅠのエンチャントを付ける例です。
今回は、ノックバック無しとノックバックⅠ・Ⅱの性能を比べてみましょう。
鉄の剣を3本ホットバーに入れます。その内、1本を右手に持ち、エンチャント(enchant)のコマンドを実行します。
/enchant @s knockback 1
剣を持ち替えて、以下を入力します。
/enchant @s knockback 2
これでエンチャント無し、ノックバックⅠ、ノックバックⅡの剣ができました。summonでゾンビなどを召喚して違いを試してみましょう。なんとなく違いがわかりましたか? サバイバルと仕様が違う(モンスターが襲ってこない)ので、サバイバルで試した方が良いかもしれませんが、一応、性能の違いがわかると思います。
下記に、全エンチャントの一覧表を載せておきます。クリエィティブで自由な武器を作ることができ、その性能を試すことができると思います。
エンチャント | コマンド | エンチャント | コマンド |
耐久力 | unbreaking | 効率強化(効率) | efficiency |
修繕 | mending | 幸運 | fortune |
アンデット特攻 (聖なる力) |
smite | シルクタッチ(技能) | silk_touch |
ダメージ増加 (鋭さ) |
sharpness | 高速装填 (クイックチャージ) |
quick_charge |
虫特攻 (虫殺し) |
bane_of_arthropods | 貫通 | piercing |
ドロップ増加 (アイテムボーナス) |
looting | 拡散 (マルチショット) |
multishot |
火属性 | fire_aspect | ||
ノックバック | knockback | 束縛の呪い | binding_curse |
範囲ダメージ増加 | sweeping | 消滅の呪い | vanishing_curse |
エンチャント | コマンド | エンチャント | コマンド |
無限 | infinity | ダメージ軽減(防護) | protection |
射撃ダメージ増加 (パワー) |
power | 火炎耐性(防火) | fire_protection |
フレイム(火災) | flame | 飛び道具耐性 (間接攻撃耐性) |
projectile_protection |
パンチ(衝撃) | punch | 爆発耐性 | blast_protection |
忠誠 | loyalty | 水中採掘(水中作業) | aqua_affinity |
召雷(チャネリング) | channeling | 水中呼吸 | respiration |
激流(リップタイド) | riptide | 水中歩行(水中移動) | depth_strider |
水生特攻(串刺し) | impaling | 氷渡り(氷上歩行) | frost_walker |
宝釣り | luck_of_the_sea | 落下耐性 | feather_falling |
入れ喰い | lure |
8.エンチャントテーブルに慣れる
道具や防具の種類で違ったエンチャントが付くのがわかると思います。これを参考にサバイバルでもエンチャントテーブルを使ってみましょう。司書がエンチャント本を持っていない場合でも、良いエンチャントを付く事がわかると思います。(効率強化Ⅳなど)
サバイバルモードでどんどん良い武器や道具、また防具を作ってくださいね。
9.おすすめページ
クリエイティブでのエンチャント以外の記事も多数載せています。興味のある方は、ぜひ、御覧ください。
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